アップルウォッチ3 GPS 38mmシルバー
ネットで検索してみると、とても有名で人気のある方なんですね。
発言の一つ一つがとてもよかったです。
記憶に残ったところを書いてみます。
(この通りではなく、こんな感じの内容の発言をされていたということで、記憶違いなどありましたらご容赦下さい。)
役ごとに七色の声を使い分ける、すごい声優さんもいるが、自分はそういうタイプではない。
自分の仕事に満足することはない、という。
現場で何を求められているか常に考える。
最近、ステージに立って出演する機会が増えていることに対してどう思うか?という問いかけに対して、
「好きなわけないじゃないですか。顔出さなくていいから声優やっているというのに」
と答える。
でも、求められたことにはそれ以上の成果を出せるようにベストを尽くす。
努力するしかないじゃないですか、と。
なんの保証もない日雇いの仕事なので、声がかからなければ、次はない、という神谷さん。
自分の代わりっていくらでもいる、という。
現場の音声監督と相談し、確認し、台本にメモをとる神谷さん。
その打合せに基づいて、本番ではリハーサル時と発声(表現)を変えていく。
リハーサル時と本番時とビフォー&アフターの音声が放映されましたが、
素人の私にはとても微妙で区別がつきにくいくらい。
でも、これを積み重ねていくと、全体の作品としての出来が違ってくるんだろうなと。
もう、この姿勢のすべてが素晴らしい…
私の職業はTIFFANY&CO Tスマイルミニ ピンクゴールド ネックレス【433】の翻訳者(それもかなり狭い分野)ですが、
才能あふれるわけでも、語学の天才でも、何かの専門家でもなく、
人より突き抜けた何かがあるわけでもありません。
だからこそ、20年同じ仕事をしていようが、年齢を重ねようが、
常に求められるものが提供できるように努力を続けることが大事だとかみしめました。
この「求められるもの」も変わっていく。
現時点で人の翻訳が必要とされているならば、求められる品質を提供すべく努力を続けるしかない。
期待に応えて認められるということは純粋に嬉しい。
(とたしか、神谷さんも言ってたはず)
自分の好きなこととか、やりたいこととか、青い鳥を探し求めなくても
仕事のやりがいとは、そういうところにあって、それだけでも十分なのかもしれません。
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アップルウォッチ3 GPS 38mm シルバー - picoenergy.com
どうでしょうか。改行してあるところで切って読んでみてください。
ワンセンテンスで書かなければならない、という構文上の制約はありますが、英文自体は簡単ではないでしょうか。
意外にそれほど難解な英語がわからなくても、書けるのでは?もしかしてそんな高度なレベルは必要ない?
と思われたかもしれません。
そうなんです。文芸作品よりもよっぽど簡単なんです。
もちろん、英検1級くらいのレベルはあった方がよいですが、英検1級以上、TOEIC900点以上というのは、あくまで翻訳者を採用するうえでの目安です。
翻訳している対象とは「特許文書」です。
正確に過不足なく誤解の生じないように明確に訳文を作ることができればいいわけです。感動させたり、心の機微に訴える必要はありません。
そして、「特許翻訳」の読み手は誰かを考えます。
特許が公開になった後は、ネイティブ以外の人も読むでしょう。
以上をふまえると、ここで目指すべきは「平易な英語」です。
平易な英文とは
一文を短く、受動態を避ける、専門用語(jargon)を避ける、とかいろいろ言われます。
私が特に大事だと感じる、いくつかの点は以下の通り。
・文法的に正しく書く。
・頭から読んでいって一度読んだだけで理解できる
・凝った言い回しや、見慣れない表現を避ける。
間違っていないとしても、独りよがりになりがち。クライアントに警戒されます。
・語法・誤用に気をつける。
言い換えれば、このあたりのさじ加減を調整するのが、特許翻訳の醍醐味といえるでしょう。
さて、最後に。
簡単な英語でよいなら、英検2級でもいいの?と思われそうなのですが、それはさすがに…もうちょっと要りそうな気がします。
英検1級レベルの文章が読める必要はありますが、必要とされる単語の守備範囲が異なるかと思います。
これについては、別記事「特許翻訳の勉強方法」で書く予定です。
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